ウィドウ

ウィドウとは段落最後の行が行長の三分の一未満になること、あるいは段落最後の一行が段の始めかページ始めに孤立することである。もともとは欧文組版の概念であり、定義が色々とあって書籍によって説明が大分食い違っていることもある。

ウィドウを気にする人は結構居る様であるが、日本語組版であればそこまで神経質になる必要はないであろう。ただ、ページ始めや段の始めに「る。」「ます。」などが孤立して本文が終るのは流石に体裁が悪いので、直後の文章の約物を調整したり字間を割ったりしてウィドウを廻避する。

ウィドウ
ウィドウの一例